「待ってよ、愛ちゃん!」
カバンに入れてるあたしをたちすくして、見ていた大ちゃん。
入れ終わって、肩にカバンをかけたあたしの腕を掴む。
「大ちゃん。いままでありがとう」
「嫌だよ、俺は別れたくなんてないよ」
「ごめんね。もう、あたしは自分の気持ちに嘘はつきたくないの」
自覚してしまった以上、このまま続けるなんてことはできない。
浩ちゃんと別れて、1人だったあたしは間違いなく大ちゃんに救われた。
毎日来てくれる大ちゃんに、うんざりしながらも少し嬉しかった。
来ない日は、気になって寂しかった。
寂しさをうめてくれたのが大ちゃんだったのは、間違いじゃない。
「どうしても、もう一緒にいられない?」
「うん。ごめんね」
「俺が京香ちゃんといるところを見たから?」
「ごめんね。京香ちゃんといるところを見なくてもこうるつもりで来たから」
未だあたしの腕を掴む手をそっと外して、大ちゃんの家をあとにした。
カバンに入れてるあたしをたちすくして、見ていた大ちゃん。
入れ終わって、肩にカバンをかけたあたしの腕を掴む。
「大ちゃん。いままでありがとう」
「嫌だよ、俺は別れたくなんてないよ」
「ごめんね。もう、あたしは自分の気持ちに嘘はつきたくないの」
自覚してしまった以上、このまま続けるなんてことはできない。
浩ちゃんと別れて、1人だったあたしは間違いなく大ちゃんに救われた。
毎日来てくれる大ちゃんに、うんざりしながらも少し嬉しかった。
来ない日は、気になって寂しかった。
寂しさをうめてくれたのが大ちゃんだったのは、間違いじゃない。
「どうしても、もう一緒にいられない?」
「うん。ごめんね」
「俺が京香ちゃんといるところを見たから?」
「ごめんね。京香ちゃんといるところを見なくてもこうるつもりで来たから」
未だあたしの腕を掴む手をそっと外して、大ちゃんの家をあとにした。