2段目、3段目とあけてみても状況は変わらない。
愛莉の服だけがごっそりと消えている。
「なんだよ……これ」
恐る恐る、玄関にあるクローゼットを開いてみても愛莉の服はなにもかかってやしない。
「なんかのイタズラか……?」
わけがわからず、リビングに戻ると目に入ったテーブルの上の1枚の紙。
「愛莉の字……」
見えてきた文字に慌ててテーブルへと駆け寄る。
「なんだよ、これ……」
その紙みて、そうとしか言えなかった。
〝浩ちゃんへ〟
そう書かれた文字は明らかに愛莉の字だった。
高校1年のときから、大好きだった。
こいつしかいないと、ずっと好きじゃなくなったことなんかない。
言ってみれば、あのころよりもずっとずっと好きだ。
〝初主演おめでとう〟
そう書かれた文字にハッとする。
愛莉の服だけがごっそりと消えている。
「なんだよ……これ」
恐る恐る、玄関にあるクローゼットを開いてみても愛莉の服はなにもかかってやしない。
「なんかのイタズラか……?」
わけがわからず、リビングに戻ると目に入ったテーブルの上の1枚の紙。
「愛莉の字……」
見えてきた文字に慌ててテーブルへと駆け寄る。
「なんだよ、これ……」
その紙みて、そうとしか言えなかった。
〝浩ちゃんへ〟
そう書かれた文字は明らかに愛莉の字だった。
高校1年のときから、大好きだった。
こいつしかいないと、ずっと好きじゃなくなったことなんかない。
言ってみれば、あのころよりもずっとずっと好きだ。
〝初主演おめでとう〟
そう書かれた文字にハッとする。