「夏目先生ももうちょっと髪とかキレイに整えればモテそうなのねぇ」


ふぅ。ってため息つきながら、急に真奈美がそんな事を言うもんだから、思わずむせてしまった。




「真奈美っ!急に何言うの!」



「べつにぃ〜〜思ったこと言っただけよ」


「授業中に思う事じゃないでしょっ!思ったとしても声に出さないでよっ」



「授業中にどんな妄想ですかお二人さん?」



ギクッ!!


その声に2人で恐る恐る顔をあげた。



「2人ともぉ〜俺の授業で私語ですか。いいご身分ですねぇ。」



笑ってるのか笑っていないのか…その間の顔はとても怖いです、先生。



「ご…ごめんなさい〜!」