「ひゃっほぉおおいぃぃ!!」



「はぁ…もう突っ込むのも疲れるわ…。」



あや姉は呆れて頭を抱えてる。
私はそんなあや姉をチラ見するも、
見て見ぬフリをした。



だって、らぶマジだよ!?
乙女ゲーム界でも有名で大人気の
恋愛シュミレーションだよ!?
そして私の大好きなゲームの一つ!!



なんてったって、愛してるゆうたんが
出演してるんだもん!!



乙女ゲームから始まってアニメになって、
ついにミュージカルですかぁああ!?



嬉しい!!嬉し過ぎるっ!!!



「━━まぁ、そう言うことだから。
気合い入れて頑張ってくれ!」



「はぁーい♪失礼しましたー!」



私とあや姉は社長室を出ると、
事務所の出口へ向かう。



腕時計を見ると、
午後7時を少し過ぎたくらいだった。



「あ、この後暇?ご飯食べに行く?」



「イエス!行く行くー♪」



それから私達は、
近くのファミレスへ向かった。