今日も彼のことばかり考えていた
私みたいのが彼女じゃなかったら
彼はもっと楽しかったかもしれない
私の気持ちばかりが強いんじゃないかって……
これからもっと好きになって
どんどん大きくなったらどうしよう……
もっと苦しくなるかも……
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湊と会わなくなって、湊のことばかり考えてる。
付き合い始めも、あんな感じだったし……付き合ってるのに、想いが一方通行な気がしてきた。
どうしていいかわからない。困らせたいわけじゃないのに……我慢して、笑えない。
「好き」なんて、五分五分なんて無いし……私の想いの方が……
いつか、この先別れるかもしれない。それなら、いっそ今別れた方が心の傷は小さいかもしれない。
二人の想いは、すれ違ったままだった。
行き場をなくした想い……
大丈夫……忘れてしまえば……いいだけ
でも……そんなのはわかってる
わかってるけど……忘れたりできない
あなたがいてくれたら
毎日笑っていられる
もうこの想いを止められない
止めたくない
あなたへの想いを我慢しないから……
あなたは私の太陽だった
今までも……今も……ずっとずっと……
この気持ちは変わらない
傷ついてもかまわない
胸をしめつける想い……
心の中で叫び続けてる
くじけない
あなたとの未来をつかむまで……
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湊のことが好きなのに……彼女ができてしまった。湊との未来を夢みていた。だけど、夢からさめてしまったのは……湊の彼女にはなれないって、現実。だけど、あきらめらんない。
胸が苦しい……今も胸が痛くなる……
私を……私だけを……愛して……
私じゃなくてあの子と付き合うなんて、弱味をにぎられて脅迫されてるのね………彼を助けてあげなきゃ……
あの子に「彼の弱味をにぎって、脅迫するなんてひどい人ね……彼と別れなさい」と、言ってやった。これで、彼はきっと私のところに戻ってくるのね……
あなたがいれば頑張れる
自分の人生なんだから
自分で作っていくしかない
あなたは私だけのものでいてほしい
あなたの笑顔は私だけのもの
全力であなたを私のものにする
愛して……愛しつくす
わがままに……欲望のままに……
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私には湊しかいない。湊への想いをおさえるのは、限界だよ
彼女がいるのは、知ってる。それでも、好きって気持ちが止められなかった。だけど、湊に想いを伝えた
「彼女がいるから、付き合えない」
と、言われた。
彼女がいなくなれば、つきあってくれるってこと……なのね。
彼女に会いに行く
「湊が、あなたがいるから付き合えないって言うんだよねー。湊を自由にしてあげてよ。」
彼といられて幸せ
でもこの幸せは今だけなんじゃ?
本当に私でいいの?
きっとこれからも……
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学校帰り、湊といるのを見たことがある人から声をかけられた。
薄々感じていた不安……
美人でスタイルもよくて……私とは違うね……
湊が心変わりするのも、わかる。
湊はどうしてつきあってくれたんだろう?ヒロの件があるにしても、付き合う理由がわからなくなった。
あの人と別れたあと、湊に電話した。
「私……付き合うのやめたい……」
「なんで?」
「もう無理しなくていいから……」
「無理なんてしてないよ。」
「私は幼馴染みの頃に戻りたい……」
もう戻れない
キミとの日々……
今……この瞬間……
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奈緒が距離をおいてるのは、わかっていた。
奈緒からの電話にうれしくなった。
でも、奈緒の言葉に打ちのめされた。別れるんだなぁって、落ち込んだ。俺から離れないで……俺のところに戻ってきて……
奈緒にもう一度好きになってもらう自信がなかった。
冷静を装って……でも、哀しみで爆発しそうなのを必死にこらえていた。冷静になんてなれない。
また何も伝えられずに終わっちゃう
愛の言葉も届かない
だけど彼女は戻ってくると信じてる
彼女といられるなら全てをなくしてもかまわない
彼女といられるなら平凡な毎日がキラキラした世界に変わる
彼女がいないとため息ばっかり……
オレには彼女が必要なんだ
なんでわかってくれないんだろう……
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奈緒からの別れの電話……納得なんてできない。悶々と夜を過ごした。
大学で、女に告白された。
「彼女と別れたなら、付き合って」
「彼女と別れてないけど?」
「別れてないの?」
「別れてない」
まわりの女がざわついてる。
「彼女と別れて、その子と付き合うんじゃなかったの?」
「彼女と別れるつもりもないし、そいつと付き合うなんて言ってないだろ?」
「嘘つかないでよ、私たちはその子に聞いたのよ。そう言われたんでしょ?」
「彼女がいらから……付き合えないって……」
「別れたら、付き合うって言われたんでしょ?」
「俺は彼女がいるから、付き合えないとは言ったけど、そんなことは言ってない。お前たちが奈緒になんか言ったのか?」
「だって、別れたがってるって聞いたから……」
奈緒に会いに行かなければ……奈緒の高校に向かう。
出てくるのをずっと待っていた。やっと出てきた。
いつもはなっちゃんと呼んでたけど……
「奈緒、話があるんだ。」
「話すことなんてない。」
「なんで急に別れるなんて言うんだよ。」
「だって……他に好きな人ができたなら……」
と、泣きそうな顔をしてる
「俺の好きなのは、奈緒だけだ。奈緒は多分知らない。俺が子供の頃からずっと好きだったってこと……」
「でも、大学の綺麗な人が……」
「さっき告白されたよ。彼女と別れたなら付き合って……って。」
それで、さっきのを携帯電話で録音したのを聞かせた。
「ほ……本当に?」
「奈緒が好き。どんな女もいらない。他のやつの言葉なんて気にしないで、もっとちゃんと俺を見て……」
「ごめんなさい。私も好き……だよ」
もう二度と俺から離れられないようにしてやる。別れたいなんて考えられないようにしてやる。他のやつにやりたくないって思った。
「ずっと……ずっと……大切にする」
愛しい彼女を強く抱きしめた。
浮気されて別れて……
どうしてこんなに胸が痛むんだろう……
ずっとそばにいてくれた彼
いなくなってわかった
今も……好きなんて気づいても……
こんなにも好きになっていたなんて……
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浮気されて、別れても……まだ好きなんて……
もう会わないと思っていたのに、湊が会いにきた。顔を見たら、諦められなくなりそう……
誤解もとけ……湊の気持ちを聞いた。湊の気持ちが私の心に押し寄せてくる。湊の気持ちを信じる。あの時育まれた愛は消えたりしなかった。
湊に抱きしめられ、腕の中で……もう離れないよ……って思った
二人の恋が再び動き出す