ピンポーン





「はい…」





「翼君行こ!」





かっこいい…!





「うん」





「翼君!ヨーヨー釣りしよ!!」





「めんどくさい…」





「そう言わないで!ほらはーやくー!」





「わかった」





「やった~!!」







「翼君すごい!4個もとってる…私0個」





「ほら、やるよ…」





「えっ!?本当?!やったー!!!」





「ククッ無邪気、子どもだな」





「いいじゃんか!」





「ふてくされんなよ、もう花火大会だって」





「本当!?」





やった~!花火大会…告白…できるかな?





「この場所でいいじゃん」





「う、うん…」






『花火大会始まりまーす!』





言わなきゃ!今しかないよね、





「翼…君あのね!」





「ん?」





いつもより優しい声…





「翼君がずっと好きでした!付き合ってください」





「………は?」





うそ…聞こえてなかった?それとも振られた?





「あ、あのさっきの「今のほんと?」





「う、うん」





「俺もずっと一目惚れしてた、付き合ってください」





嘘…嘘じゃないよね?





「お願いします!ヒック、ウゥー」





「泣くなよ、花火見ようぜ」





「うん!」





晴れて付き合うことになりました!