「………ここは？」


「あ〜！やっと起きた！」

声のする方を見ると、そこには


見たこともない美少女がいた


ツヤツヤの銀髪に白い肌。金色の大きな瞳。ちょこんとした可愛らしい背丈。細い手足。
どこをどう見ても完璧な美少女だ。


「あれ、やっぱ俺死んでる⁇」

「いやいやいや！生きてるよ‼︎…やっぱりこの人頭おかしい…」

は？会ったばっかの奴に普通そんなこと言うかよ？

俺は辺りを見渡した

魔法関連の本がずらりと並び、木の実や薬草の入った籠といろんな色をした液体の入ってるビンが棚にギュッと押し込んである

「ここは私の家だよ」

…あぁ、少し思い出した
あのドラゴンをいとも簡単に静めた…


「…助けてもらっといてって感じだけど…お前、何者だ？」


俺は少し警戒しながら聞いた


「私は坂本星羅(さかもとせいら)」