「俺はりんと…一緒にいたいよ。もっとずっと…長く。だから、生きることを怖がらないで?一緒に生きよう?」 そう囁いた途端に、あまり感情を表にださない彼女の瞳からボロボロと涙が溢れだした。 言葉なんていらなかった。 俺達はもう一度静かに抱き合い、互いの温もりを確かめ合う。 どこまでも透明な水の底。 そこでキミといつまでも…永久に愛し合えたらいい。 そう、それだけでいい。 例え、死が二人を別つとも。 Fin.