「ハンバーグ、めっちゃ美味しい!」




「智也、ここも人多くない」

「そりゃそうだろ、遊園地のレストランだし。どんなけ、人無理なんだよ」






はぁー結局、二人ともお昼までジェットコースターに乗り続けてるし。

す、すごいな.....



見てるだけで、疲れちゃったよ。




そんな事を思いながら、オムライスを口に運ぶ。


んん!!美味しい.....!
卵、フワフワだ。




それにしても、月野君よく食べるなー。

ハンバーガー、5つも頼んでるし。


美味しそうに、食べるなぁ。




「ん?何かついてる?」


「え!?う、ううん」



わぁー、また見惚れてたよっ。


恥ずかしい.....


ついつい、見る癖直さないとな....

好きってバレちゃう.....





「俺、飲み物買ってくるー!」


"私も行くー!"っと言って穂乃果もついて行ってしまった。






「あのさ」



オレンジジュースを、飲んでいた私に坂神君が急に話しかけてきた。



「ん?何?」







「星川さんって、智也のこと好きなの」





え.........


えっっ!?!?




思いっきり、ジュースを吹き出しそうになった。




私の顔はみるみるうちに、熱くなっていく。



視線を、下にそらした。




「あ、そうなんだ」




何にも、答えてないのに坂神君は分かったような返事をする。




「何で....わかったの.....」




「星川さん、ずっと智也の方に視線向けてたから」






いや、それだけじゃ普通わかんないでしょ.......



誰にも言ったこと無いのに、こんな簡単にバレてしまうなんて.....



やってしまった......