「ね、ねえ。今からでも降りない..?」




「何言ってんの、もう乗っちゃってるじゃん!!」




いや、そうだけど。



これは怖いって!!見た感じ、結構高かったよっっっ





「いや〜ドキドキすんな〜」


月野君、全然緊張して無さそうなんだけど......
むしろ、めっちゃ楽しそう.....



「別に普通だろ、ジェットコースターぐらい」


坂神君も、なんでそんな冷静なんだろう。



「それでは、いってらっしゃーい!」


係員の声で、ジェットコースターが動き出す。



う、動いてる!



どんどん、上に上がってる!?!?




「どうしよう、穂乃果。死んじゃうよ!?」


「大丈夫だって〜!!」







大丈夫じゃ.......




「無いってえええーーー!!!!!」