「麻耶ーーーーーー!!!!」

お昼休みになった瞬間にダッシュ。

「千星うるさい。何。」

相変わらずクールデスネ…


だが今は塩対応について反応している場合ではないのだ。
一刻も早くこの気持ちの謎を解決しなければ、生活に支障をきたしてしまう。

「聞きたいことがあるの!あのね!!」

ぐぅううううう

話を切り出した瞬間、お腹の音が響いた。
食欲には勝てない、本能には抗えない、これは致し方ない…


「あはははは!おっきい音!」

そう言いながら茜音が近くの席に座った


「話の前にそのうるさいお腹静かにしなよ」

「そうだよ!よくわからないけど空腹は良くないよ!食べよ~~」


はぁ…人生ってうまくいかないな


「はーい、とりあえず食べまーす」