「美味しかったです。ごちそうさまでした」
「さ、もう一度寝なさい。起きたら頭痛も治まってるはずだからね」
そう言って、お母さんは私を部屋まで連れていき、ベッドに寝かせてくれた。
「おやすみ、和彩ちゃん。ゆっくり休んで……」
薬を飲んだからなのか、お腹がいっぱいになったからなのか、私はすぐに眠ってしまった。