「女子も決めるかー、ん!25番扇みな かな?お互い仲よくやれよ?」

まさか、みなちゃんとは…
みなちゃんの方を見ると、不安げな顔で私を見ています。

「ちなちゃん!どうしよう…私にそんな重要な仕事できないよ…」

いやではないらしいなー
応援したいな!

「みなちゃんはしっかりしてるからきっと大丈夫だよ?ほら!胸張って!」

「うん!やる気出てきた!頑張ってくる!」

いつもの可愛らしい顔に戻って教卓の近くに行った。