「ありがとう!」

ウルウル顔で、頭を下げていたみなちゃんがぱぁっと顔を明るくして手を握ってブンブン振りながら可愛らしく、言うのだ。

「いいえー!」

今だけ男の子になりたいよ!彼女にしたい!
なーんて思いつつ、食堂に私たちは向かった。