「まったくあの娘はご主人様にどうやって取り入ったんだ?」


ダーモッドがドアの隙間から2人の食事風景を見てアメリアに言った。


「いい加減あきらめなさい」


ずっとうるさくて仕方がないアメリアはダーモッドを睨んだ。


「シェリル様に優しくしないとレオン様に消されるわよ?」


アメリアが忠告すると、ダーモッドは想像してブルッと身を震わせた。