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シェリルと名づけられた少女は、首元をレースで飾られた真っ白なドレスを着せられて、装飾が豪華なアンティークイスに座っていた。


アメリアは後ろに回り、見事に波打つ淡いブロンドの髪を乾かしていた。


「アメリア～。何でこんな娘の世話なんかしているのさ～」


突然目の前に金髪の少年が姿を現して少女は悲鳴を上げた。


ぼんやりしていたところへ、少年が突然現れて心臓が飛び出る位驚いた。


「ダーモッド、突然現れるな。シェリル様がおびえる」


アメリアが呆れたように言い、ダーモッドを睨む。


可哀想な位、少女は怯えていた。