「今日は休ませていただきますわ。アメリア、わたくしのお部屋はどこ?」


「いや、アメリア。用意はしなくていい。カサンドラは帰る」


レオンが怒りをあらわにした。


「ティナさん、レオン様はとても冷たいの。なんとか言って下さいな」


カサンドラが少し寂しげな表情を見せる。


「カサンドラいい加減にしないか!」


レオンがカサンドラの腕を強くつかむ。


「レオンっ!」


声を上げたのはティナだった。


「カサンドラさんを泊めてあげてください」