自分の力でベッドに起き上がったティナはレオンを見つめた。


「はい……レオンこそ、あたしがこんな身体でもいいの?」


動かない足のことを言っている。


自由が利かない自分は迷惑をかけるばかり。


「それでもいいんだ」


ティナの唇にやっと触れることが出来る。


レオンは首を伸ばしてピンク色の唇に口付けると、ティナは恥ずかしさを隠すようにすぐ広い胸に顔を押し当てた。