翌日の夕方、目を覚ましたティナは傍にダーモッドの姿を目にして涙を浮かべた。


「ダーモッド、良かった」


「ティナ、気分はどう?」


「大丈夫……ずっとここにいたの?」


ティナは寝た時よりははるかに気分が良くなった。


「ご主人様がもうすぐ目を覚ますだろうから傍にいろって」


レオン……。


「ごめんなさい……ダーモッド」


ずっとダーモッドに謝りたかった。