アメリアが氷を砕いているとダーモッドが厨房に入ってきた。
入ってくるだけでアメリアに話しかけられないらしい。
「ダーモッド、ティナ様をどこへ連れて行こうとしたんだ?」
砕いた氷を水枕の中へ入れる。
「……修道院へ。そこならティナの面倒を見てくれるかと思って」
ダーモッドの声は小さかった。
「お前はレオン様を裏切ったんだぞ?」
アメリアがくるっとダーモッドに振り向き、きつい眼差しを向ける。
「……わかってるよ」
入ってくるだけでアメリアに話しかけられないらしい。
「ダーモッド、ティナ様をどこへ連れて行こうとしたんだ?」
砕いた氷を水枕の中へ入れる。
「……修道院へ。そこならティナの面倒を見てくれるかと思って」
ダーモッドの声は小さかった。
「お前はレオン様を裏切ったんだぞ?」
アメリアがくるっとダーモッドに振り向き、きつい眼差しを向ける。
「……わかってるよ」