「ティナ様 どうぞ」


アメリアは言うと、ティナは自分で上半身を起こした。


「あ、ありがとう……」


この美しい人もヴァンパイア?


アメリアの透けるような肌はそうなのかもしれない。


「どうぞ お召し上がりください」


スープの横には焼きたてのパンが添えられていた。