「お前にこれを打ち込んでやろう」


不気味な笑みを浮かべ、杭の先をすごい力でアメリアの胸に向ける。


「やめてーっ!アメリアを離して!」


ティナが叫ぶ。


その時、地下道につながる扉が大きく乱暴に開いた。


バタン!


次の瞬間、アメリアを掴んでいた男が壁に飛ばされた。


その反動でアメリアも床に転がる。


ティナは驚いてその扉を見た。


そこに怒りを秘めたレオンが立っていた。