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温まったシェリルはきれいな空色のドレスを着せられた。


「また新しいドレス……」


次から次へと新しいドレスを着せてくれる。


「レオン様のお見立てです。瞳の色がより青く見えます」


空色のドレスを着た少女は美しかった。


初めて会った時、なぜこの少女が美しくないと思ってしまったのだろう。


「さあ、お夕食の時間です」


最近はシェリルの好みもわかり、アメリアは料理を作ることを楽しんでいた。