数日間、シェリルはベッドから起き上がれなかった。


身体の力が抜けたようにだるい。


何でなんだろうと考えたがわからなかった。


だけど、レオン様がいつも側にいてくれる。


側にいる時はシェリルには理解できない書類や本を読んでいる。


お茶の時間には一緒にお茶を飲みながら話をして過ごす。


そんな時間がシェリルは最高に幸せだと感じていた。


とくにレオンに優しく微笑みかけられると舞い上がってしまいそうなほど嬉しい。