何なの?

私まだ誰かの妻でもないし

ましてや愛なんてありえない

まだ彼氏すらいないんです!!!!



って、何いってんだあたしは



すると目の前の男はどこかいとおしむ様な、悲しそうな表情で私のかおを見ていった


「おれは…ずっと君のことを愛してるよ。いつまでも永遠に。これから俺は彼奴に、君の好いてる人と決闘してこよう。もうこれで最後です。最後だけ君にキスすることを許してください。今までありがとうナターシャ。これからもお幸せに…」


そういって彼は私と手をとって彼の唇に近づけていった

でも、不思議にいやじゃなかった…


ーチュッ

そして名残惜しそうに一度だけあたしのほうに振り返り

去っていた