2時間目。


窪田くんのエスコートで授業に間に合った。

2時間目はテスト返却だった。


「赤松ー、石井ー、遠藤ー、、」


「西野ー あ、茉優のほうなー」


テストはまあまあだった。ケアレスミスしてるし。

落ち込んだ私の背中をとんとん、とするのはもちろん元輝。


「何点だった?」


「92。」


「茉優めっちゃ頭いいじゃん!?
俺何点だと思う?」


「3。」


「さすがの俺でも10点は越している。」


「そんなドヤ顔で言うことじゃないし。」


ふたりして笑った


「正解は...52点!」


「どう反応したらいいの?」


「前回は47点だったよ」


「おめでっとう!!!!」


「ありがとう〜〜〜」


テンションが上がって踊りだす元輝


「元輝ぃーー授業中だ踊るんじゃない!」


先生に怒られて舌を出していた。



____昼休み



「茉優!頭良すぎでしょ!!」


私たちは午前中に返ってきたテストの話をしていた。


「茉優ぅ〜〜」


心寧は例の泣いたフリをする。


「そうでもないってばー
あ、私図書室行ってくるね!」


「いってらっしゃーい
夜道は危ないから気をつけなよ。」


「今、昼だから!」