「そりゃそうだよね、あの子はウサギでフワフワしてて顔も可愛いし、身長も小さくて守ってあげたくなるもんね。それに比べてあたしはブスだからかばってあげたくなるのもわかるよ」



違う。



違うの。



こんなことが言いたいんじゃない。



「あの子、大上くんのことが大好きなんだね。部活も一緒でさ。ずーっと大上くんにべったりだもんね」