「部活終わったところか?」



大上くんが色々と声をかけてくれるけれど、あたしは無視をした。



だって、今口を開いたら、余計なことまで言ってしまう気がする。



「今日の…、于海のこと、ごめん」



う、かい…。



サカマネさんのことだ。