「もう!私力仕事嫌いなのに!」

「だったらやらなくていい」

「あれ、飯島さん?」

「せっかく人が手伝いに来てやったというのに」

「あ、あのねぇ。勝手に来ないでくれる?うっ?!」

私は後ろを向こうとした時、足をすべらせてしまった。

「ひっ!」

「!」

ドンッ

「ご、ごめん」

「新塚妹、気色悪いぞ」

「は?」

私は目を開いた。

「え?」

私の今の状態は、飯島さんを押し倒した形になっていた。

「ご、誤解しないで!」

「・・・」

「私はあんたに興味ないから!」

「あっそ」

「そ、それに一人でも大丈夫だし!」