よし、運命のくじ引きの時!
絶対に当たりくじひいてやる!

「これだ!」

1605?
これって、16階?!それで05だから五人!
やった?これ、は当たりくじだよね?
私はさっそく部屋に向かった。

ガチャンッ

「失礼します」

「来たね、最後の人。」

男の人の声?
誰だろ。楽しみ。
ここから始まる恋の予感っ!
なーんちゃって、冗談。

「はじめまして!新塚恋咲です!」

第一印象は大事だからね。

「え、あれ、恋咲ちゃん?」

「え?」

私はビックリして前をみた。
すると、そこにいたのはさっき説明した問題児達だった。

「恋咲ちゃん、久しぶり。」

この人が例の私の幼馴染。

「やったー!新塚さんと一緒だー!」

このわちゃわちゃしてる猫かぶりが腹黒月也くん。

「ふふ、可愛い子が来たね。」

で、ニヤけてるのが人気俳優の加藤くん。

「なんでよりによって新塚妹が。」

それでイライラしてるのが生徒会長の飯島さん。

なんか、やばい人たちと一緒になっちゃった?