** 「ん……」 目が覚めたら、見慣れないベッドに寝かされていた。 手足は自由だ…。 アイツなら縛ってると思ったけど……。 「……あ…」 さっきの美しい人と目が会ってしまった。 その瞬間、跳ね揚がる心臓。 「問題。ここはどこでしょう」 …え……? 問題…? 体を起こして、ベッドの上に座る。 「アイツの家じゃないの……?」 私が答えると、彼はフっと笑った。 「ご名答」