「あれ?ベットひとつしかないよ?」

辺りをもう一度よく見渡す

でも…ない

これはどっちかが床か、ソファで寝ろということかな…?

それとも一緒に…いやいやいやいやいやいや!ないでしょ!

カップルとか夫婦ならまだしも私達は未成年独身学生しかもカップルでもないのに!

そこで私は唐突に思い出した。告白のことを

怜がその話題に触れないことを願う…!

「希、誰に告るの?」

なんで思ってる側から期待を破ってくれるのかな…

「一回しか言わないよ?」

「あぁ、1回でいい」

1回でいいって言うのは気になるけど私は本音を話し出した

「私は響のこと好…んっっっっ!?」

私が話始めようとすると怜の唇が私の唇に重なった

そして数秒して唇が離れていく

「なんで…」