…うわー背高い。そしてイケメン。何これ漫画とかアニメから引っ張り出てきた地味な彼女の彼氏役ですか…?

と思うほどイケメンだった

「はじめまして。希様、蛍様にお仕えする赤坂翔と申します。呼び方はなんでもいいですよ。」

執事さんてホントニイタンダネ

「希、ちょっと部屋割りなんだけどね、」

「ん?」

蛍が話しかけてきた

「何か向こうの手違いで部屋が二部屋しか取れなかったの!」

ふーん、じゃ私は蛍と一緒か、と思ってると

「で、希告白するんでしょ?なら怜くんと一緒がいいかなって思ってそう伝えといちゃった」

…は!?

「ちょ、待って蛍。私は告白するけどそんないきなり部屋が一緒って…」

難易度ガ高すぎるよ…

「いいじゃん!誰にも邪魔されずにいつでも告白出来るんだから」

ぼん!
私の顔は爆発したように赤くなった。

「な!?何言ってるの!」
「怜くーん!希と同じ部屋でいいよねー!?」

蛍は私の反対を無視して玲に聞いた

なんで聞くのー!?

「え?いいよ?」

怜は軽々しく言った。なんでそんな簡単に返事するのー!?