いつも来ていたはずの制服なのに、なんだか、今日は新鮮に感じてならない。


髪はいつもより念入りにセットし、
ご飯を食べてから家を出た。


お、いたいた。


いつも通っている道を歩いていると、
私のファンクラブの女の子達が行列を作っていた。



一人の女の子が私を発見すると、他の女の子達も私を囲んだ。



何度か、私は男どもに口説かれていた女の子を助けたことがある。



そのためか、私のファンクラブまで結成してしまったのだ。


(それだけでなく、頭脳明晰、文武両道、女の子までもを虜にしてしまう容姿と言うところから女子から絶大な人気があるのです。

ですが、自分ではきずいていません。)