そんな様子をお父様とお母様は、
嬉しそうに眺めていた。



碧「てかさー、翔は同じ学年だからいいけど
俺とか学年違うから守れねーじゃん!」



まあ、たしかに。



というか私、別に守ってもらわなくても大丈夫だと思うんだけどなー。


翔「いや、大丈夫じゃないから。」



へ?私声に出してた?



碧「瑠禾って顔みただけで大抵何考えてるの
か分かっちゃうよなー。」

碧にぃまで!?


てか私ってそんなにわかりやすかった?



翔「まあ、家族だからってとこもあるけ
ど。」