瑠「私は天然でも、無自覚でも無いです
よ!」




翔「瑠禾、諦めろ。

長年お前と暮らしてきたが、瑠禾が、完
璧な天然&無自覚ということは俺も知っ
ている。


いい加減、認めた方がいい…。」



瑠「もう!お兄ちゃんまでぇー…。」





そんなことを話していると、途端に教室の扉が勢いよく開いた。



?「おはよ!お前ら!」

?「…。」



翔「おはよ!


…じゃねえよお前らまた遅刻か〜?。」



?「もう!こっちは色々あったんだよ!」


?「隼人が……寝坊…しただけ…。」



隼「颯真、それは言わなくていいんだ
よ…。」


颯「………。」



へー。


元気な子が隼人くんで、無口な子は颯真くんって言うのかぁ。



じっと、2人のことを見ていると、私の存在にきずいたのか、こっちを向いた。




あれ?


颯真くんは、こっちを見たかと思うと、驚いた顔をして、すぐに顔を背けてしまった。




私がぼーっとしていると、肩を強く叩かれた。