部屋のカーテンの間から太陽の日差しが入ってくる。



…もう、気づいたら朝だ。



あのあと家に帰って部屋でずっと泣いていたらいつの間にか寝ていたみたいだ。



「学校、行かなくちゃ」



ベットの隣の机に置いていたスマホを見ると予想していた通り、美沙からのメッセージが溢れかえっていた。



『大丈夫?』とか『学校来る?』とかのメッセージがほとんどだ。



『学校行くよ』


簡潔にそう打って返信する。



本当は、行きたくないけど。