「ごめんね。スマホずっとリュックの中に入れてて連絡気づかなかった」


ペコッと美沙に頭を下げて謝る。


いつも美沙に心配かけてばっかりだな私。


「次からは気づいてよ〜」


そう言って「ほらっ!頭あげて!」と私の肩をぽんぽんと叩いて笑う美沙。


「とりあえず昼休みになったら話聞かせてよ!」


そう美沙が言ったのと同時に予鈴がなって美沙は自分の席に戻っていった。