「零~~」

夕海が後ろから抱きついてきた

「おはよう、夕海」

「ふふふ」



「どうしたの?」

「いや、何でもないよ」

そう言って夕海はイタズラっぽく笑った



まあ、いいや

夕海の笑顔を見ていると癒される

「零、夕海!」

パタパタパタッ

蓮が走ってきて私に抱きついた

うわっ

「蓮、苦しい…」

強く抱き締められ思わず抗議の声をあげる

「あっ、ごめん」

ん?

なぜか夕海がふてくされている

「もう、二人ともこんなところでイチャイチャしない!」

夕海に怒られ二人揃って落ち込む

「まったく、行くよ!」

『はい…』

大人しく夕海についていく私と蓮