もしかして幽霊?

でも普通に生活してるし…

本人に聞こうにも意識ないし

「どうすればいいんだ?」

「わからん」

それにしても寝顔かわいいなぁ

「ん…」

零がゆっくり目を開き、大きくあくびをする

「ふわぁー、よく寝た…」

……

寝てただけかよ!?

「ん?なんでこんなに人いるの?」



遠巻きに見ていた奴らがどんどん立ち去っていく

残ったのは俺と零と奏汰だけ