朱里は昔から可愛い。
小柄で色白で、ちょっと…いや、かなりおっちょこちょいで守ってあげたくなっちゃうような女の子。
子供の頃から変わらない屈託のない笑顔がなんとも可愛い。
それにクリッとした大きな目。
あの目で下から見上げられてみ?
世の中の男、みんな朱里に惚れちゃうから。
あとは朱里の髪。
長くて綺麗なのはもちろん、いつも良い匂い…
あ、俺は匂いフェチではないので悪しからず。朱里限定だから。
「髪の毛染めてみたいなぁ…」って以前朱里が言ったとき俺は全力で阻止をした。
「ダメダメ。朱里の髪の毛は綺麗で柔らかくて撫で心地抜群なんだから。カラーなんかしちゃったら傷んじゃうじゃん」
俺の言葉に茹でタコのように顔を赤くした朱里。
可愛い。
そしてそれ以来、髪を染めたいって言わなくなった朱里。
うん、やっぱり可愛すぎる。