「それで、こないだ学年主任がさ~…」
「ハハ、それは参っちゃいますね」
で、結局大学の話題から逸れまくってるパターン。
生徒の俺に先生の上司の愚痴を聞かされても…
もしかして先生の中で俺はもう生徒を通り越して部下になっちゃってるのか…?
だとしたら、“先生の部下になりたい”発言をしてしまった俺自身が自分の首を絞めてるってことか。
こんな調子で軽く30分は長話…というより無駄話、に付き合わされることになった。
どんなに要領よく立ち回ってても、時にはうまくいかないこともあるってことかな。勉強になった。
こんなに長い無駄話が終わっても朱里戻ってこないし、何してるんだろ。
やっぱり…早くマサトのクラスに行かないと。