もっとよく見ると隣には大きなBOXらしきものが
付いていた。

バカバカしいと思いプッと笑った私。

「理想の人間が作れる?バカみたい」

時間が無いことを思い出した私はクルっと
体の向きを変えて走り出そうとしたその時だった。

「理想の人間をお作り致します。」

と何者かが言い出したのだ。

「え…?」

理想の人間……?