「ありがとう。実はね・・・」



私は、杉田くんと付き合えたことをまなに話したこと。




その時のまなの気持ち。


今朝のことを伝えた。


話を聞いてた彼は、口を開く。




「そっか。倉本さんは本当に愛翔くんを大切にしてるもんね。その優しさが弟さんにちゃんと伝わってる証拠だね。それって素晴らしいことだよ」




「そうかもしれないけど・・・。まだまなは杉田くんのことは認められないらしいし・・・」





「まあちょっと悲しいけどね。でも、いつか認めてもらえるよう俺も頑張るから。いい加減な気持ちで付き合いたくないんだ」



「杉田くん・・・」