あ・・・・。



冗談だって思ったんだ?



本気にしてなかったんだ?




でも、ちゃんと訂正しないとね。



「あのね、まな。本当なの!冗談じゃないのよ!?」



「だって・・・そんなの嘘だ・・・!お姉ちゃんは僕だけのモノだ!」



「まな!!」



「・・・最近僕に彼女が出来るとか、好きな人が出来るかもって言ってたのは・・・このことがあったからなの!?」




「まな。私とまなは姉と弟なのよ?私は姉として、まなのことが好きだよ。大切な弟なんだよ?」




「お姉ちゃん・・・」




半分涙目になってるまなを見て。


私は少し。


ズキッ!



胸が痛んだ。