お父様とお母様が倒れた、、、

医者に診てもらうと、不治の病だという

しかも、感染る可能性があると、、、

面会謝絶となり、三ヶ月が経った

私は1人娘だったため、父の後継者に父の弟でたるバルド叔父様が国王に即位した。

それと同時に私は城の離れに住むこととなった

毎日城の教会に行き、両親の回復を祈った

そんなある日、バルド叔父様に呼び出された

「リアーナ、お前には許嫁がいたな?」
「はい、リジェット王国のルシアン様と既に婚約しております」
「その婚約の件だが、解消することとなった。そこで、今度紹介したい人がいる、マグワット公爵の息子だ。そのつもりでいるように。以上だ、下がれ」
「そ、、、そんな、国王陛下!私は幼い頃からルシアン様の許嫁として過ごしてまいりました。心からルシアン様をお慕いしております、どうかお考え直しくださいませ!」
「ルシアン王も何度も考え直すように言われたよ、全く煩い二人だ。だが、お前もこの国の姫ならばこの国のために努めよ。私の言うことは絶対だ!!!」

こうして、両親どころか、慕っていた許嫁まで失ったリアーナは失意の中泣いて暮らす日々を送っていた。