怖い怖い怖いっ!!怖いよっ!!

「美麗!!」

「……!」

「みれっ……ーー」

トッ

「ううっ!」

「……!翔太くん!!」

壁に手を掛けて、心臓を押さえ、苦しみ出した。

「大丈夫!?」

「はあっ……はあっ……だっ、大丈夫っ……」

「ごめんなさいっ……ごめんなさいっ……」

「謝るなっ……俺が勝手に追いかけただけだからっ……はあっ……はあっ……」