タマは鼻をつんと上げ言いました

「自由な事が不安なのか?」

「だから自由って何よ!?」

「こうやって最悪な高校の」

「しかも男子トイレで全裸で居る事!?」

「それは姫が選らんだ事だろうに・・・」

「だって夢だと思ってたんだもん」

「しょうがないでしょ・・・」

「有り得ない事の連続で」

「これが現実だっていう方がおかしいわ」

「それに現実だと分かっていたら」

「すぐにうちに帰って勉強してた」

「私は1分1秒も無駄に出来ないの!」

「一つ公式を覚える事がどんなに大切か」

「一つ歴史を覚える事がどんなに重要か」

「あなた達には分からないでしょうね」

「こうやっているうちに他の子は」

「私よりもどんどん賢くなっていくの」

「私はどんどん」

「馬鹿になって、蹴落とされていくのよ」

「分かる!?」

タマは首を振りぷーと息を吐き出しました