「あたし海って見た事無かったんだよね」

「マリちゃんは?」

「私はここに何度か」

「へーそうなん・・・だぁー・・・・」

「何あれ・・・どこかで見たぞ・・・」

イーディスは浜辺から丘を目を凝らして

じーっくり見ました

「あぁトイレですか?」

「ちげぇよもっと向こう向こう!」

「あれ、ちょっと!高校じゃない!?」

「ていうか!もりもり登校してるよ!?」

「あぁ・・・なんか不良が集まる・・・」

「西南高校!!!!!????」

「あー、そんなのを聞いた様な・・・」

「どうしたんですか?姫様」

「何であたしの夢に」

「見た事も無い西南高校が出てくるのよ」

「あそこは各地の不良達が」

「我こそはと志願したがる」

「ヤンキーオブヤンキーの為の高校よ!」

「その倍率は普通科でも32倍と言われ」

「自動二輪科に至っては180倍とも」

「360倍とも噂される程なの!!!!」

マリは急に真顔になったイーディスに

少しびっくりしました

「ひ、姫様詳しいですね」