ウルリケ姉さんは言いました
とりあえずこの森を出れば
人魚の棲む浜が見えるから
人魚に会ってから色々考えなでござる
「ねぇテンちゃん、馬車どうしたの?」
「て・・・テンちゃん?」
「それは僕の事を指しているんですか?」
「そうだよ、お前はタマちゃんだ!」
イーディスに急にふわふわの毛皮で
お尻を執拗になでられた黒蛙は頬を膨らし
低い声で言いました
「・・・白い奴は?」
「マリちゃんだよねー?マリちゃん!」
「ていうかあたし達小熊姉妹って感じ?」
「やっべー可愛い」
「名か・・・人間になる為に必要な物の」
「ひとつなのかもしれないな」
「で、馬車は?タマちゃん」
「君もテンちゃんと乗ってたじゃん」
テンとタマはちらりと視線を合わせ
鼻をぴくぴく動かしました
とりあえずこの森を出れば
人魚の棲む浜が見えるから
人魚に会ってから色々考えなでござる
「ねぇテンちゃん、馬車どうしたの?」
「て・・・テンちゃん?」
「それは僕の事を指しているんですか?」
「そうだよ、お前はタマちゃんだ!」
イーディスに急にふわふわの毛皮で
お尻を執拗になでられた黒蛙は頬を膨らし
低い声で言いました
「・・・白い奴は?」
「マリちゃんだよねー?マリちゃん!」
「ていうかあたし達小熊姉妹って感じ?」
「やっべー可愛い」
「名か・・・人間になる為に必要な物の」
「ひとつなのかもしれないな」
「で、馬車は?タマちゃん」
「君もテンちゃんと乗ってたじゃん」
テンとタマはちらりと視線を合わせ
鼻をぴくぴく動かしました